セカンドキャリア・デザイン

人生80年時代のセカンドキャリア、セカンドライフをサポートします

人生80年時代です。

会社の定年が60歳であれ、65歳であれ、それをゴールにして、懸命に生きていれば、残りの人生15年、20年を悠々自適で、幸せな余生を過ごすというのは、理想の人生プランでしょうか?

そういう未来を信じられるなら良いのですが、老後に不安を持っているひとも多いでしょう。

わたしは、人生は2段ロケットのようなものであり、また、後半の人生が大切だと考えています。

そのためには、60歳、65歳から2段ロケットで飛ぶのは、少し遅すぎると思います。大学卒業して、30年間の人生、キャリアがあり、50前後からあらたに30年間の人生、キャリアがあるというイメージです。

ご自身のセカンドキャリア、セカンドライフを考えるにはどうすればよいのでしょうか。

セカンドキャリア、セカンドライフを構築するために重要な4つの点について述べたいと思います。

  1. 自分の使命を知る
  2. 新しいことを学ぶ
  3. コミュニティとの繋がりをつくる
  4. コミュニケーションを通じたサービス・リーダーシップを実践する

1. 自分の使命を知る

充実したセカンドキャリア、セカンドライフのためには、何より従来のマインドセットをクリアにすることが必要です。

これまで夢の追求で生きてきた人は、人生の意味を考え、自分の「使命」について考え始める時期です。もう、無限の時間が残されているわけではないですが、社会に貢献するために自分に何ができるのか?

使命と言っても、それまでの仕事のように、義務感からおこなう行動ではありませんから、心から楽しめるものであるはずです。自由時間を楽しむことでもあります。

自分が何をすべきか、何がしたいのか。この問いに簡単に答えられないほど、私たちの心はカチカチになっています。常識、他人からの評価、義務、責任感にがんじがらめになっていた時期があまりに長過ぎました。このしがらみから魂を開放するのはなかなか大変です。

自分を見つめなおすために、様々なツールを使ったり、マインドフルネスを実践したりしてみましょう。

2. 新しいことを学ぶ

50歳前後になれば、もう一度、まとまった時間を使って、学び直しをすることは、人生のセカンド・ステージを充実して生きるための「推進力」をつけるために大切なことです。

小学校、中学校、高校、大学の16年間の教育だけで、一生涯通用するはずがありません。

また、新たな学びの機会を求めることは、今までと全く異なる人生を生きることです。自分が本当に好きだったこと、やりたかったこと、興味をもっていたことを実践する最後のチャンスでもあります。

例えば、歴史、哲学、思想、宗教(死生観)、外国文化を学ぶ。大学(院)に入学したり、大学のオープンキャンパス、カルチャーセンターで学びの機会を提供しています。

もちろん、英語や他の外国語を学び直す、英検やTOEICのような試験に挑戦するための勉強をする、定年退職後の仕事のために資格試験(通訳試験、カウンセラー資格など)の勉強をする、そういう学びもあるでしょう。

楽器を習い始めてみる。コーラス、カラオケで歌うためにボイストレーニングをうける。ソーシャルダンスを習う。身体を動かす、声を出す、とてもいいことですね。

3. コミュニティとの繋がりをつくる

会社を辞めると、会社での付き合いはパッタリなくなります。あなたが管理職だったとしても、元の部下たちは、影響力のなくなったあなたと遊んでくれなくなるでしょう。同期の友人たちにしても、しばらくは飲み会に誘われても、だんだん疎遠になります。会社、組織というのは、運命共同体なんですね、コミュニティではない。そこから離れると必然的にメンバーの一員でなくなるから、他人になります。

ですから、会社だけで、仕事も遊びも、冠婚葬祭もお世話になると、会社から離れると「社会」との「繋がり」がなくなってしまいます。会社の名刺を使ったネットワーキング、人脈づくりも、会社を離れるとなくなってしまうことにも注意が必要です。

やはり、コミュニティ、自分の属する社会とのつながりを再構築しましょう。

大学入学を機に、故郷から東京に出て来て、そのまま就職した人は、高校の同窓会に出て、もう一度故郷の人脈を作り直す、大学の同窓会でもよいでしょう。地域にある「生涯学習センター」では、地域の人が学んだり、サークル活動しているので、今まで疎遠だったコミュニティにコミットするのにうってつけの場所です。そこで、また生涯にわたる友人、知人に恵まれるkともあるでしょう。

 

4. コミュニケーションを通じた、サービス・リーダーシップを実践する

「自分は営業職だったから、人と話をするのは得意だ」という人もいれば、人前で話すことも、人と話すのも内気で苦手という人もいるでしょう。でも、セカンドライフ、セカンドキャリアにとって、高いコミュニケーション能力はなにより重要です。

あなたは、はじめての人に話しかけることが気軽にできますか?英米では、そういう場合に使える話をスモール・トーク(雑談)と言って、意識的に話のネタを仕込んでいるそうです。スモール・トークができれば、付き合いが広がるし、新しい情報も得られるし、なにより気分がいいですよ。

それと、もうひとつは、リーダーシップ。

会社の管理職経験者は要注意です。課長、部長という「権威」を前提としたリーダーシップは、社会では通用しません。例えば、ボランティア活動などでは、「サービス・リーダーシップ」という形態で、リーダーは、メンバーを下から支えるという役割を果たします。偉くないのです。また、偉ぶると嫌われますし、誰もついて来てくれません。

高いコミュニケーションと、サービス・リーダーシップを学びましょう。