セカンドキャリア/ライフ「マインドフルネスは死の恐怖を和らげる?」(2)

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合宿から終わった日の夜は、そのまま都内ホテルに泊まったのですが、その晩も、瞑想を1時間しました。部屋の電気を消して、相当暗くしましたが、恐怖心がなかったことが、少し驚きで、うれしかったことを覚えています。

ビジネスホテルに泊まると、どうしても間接照明で、暗いので、あまり居心地が良くなかったんです。

死ぬことの何が怖いか

暗いところが怖い=死の恐怖、ということなのでしょうか。

同じように、ホテルの居るときは、テレビをつけっぱなしにすることが多いのですが、これも見たいからではなくて、暗くて、狭い(シングルルーム)状況で、気を紛らわしたいという気持ちからでした。

何もしないで、ぼーっとすることが、恐怖になると聞いても、あまりピンとこないかもしれません。

でも、何もしてはいけない状況で、一日過ごす、あるいは、何日も、または、何ヶ月も過ごすというのは、自由を奪われるということで、刑務所の禁固刑を連想させますよね。

これは、相当恐怖です。

私が、瞑想合宿の2週間ほど前から、夜眠らなくなったのは、10日あまりも、テレビも新聞もなく、ネットも使えない、書くのも読むのもだめで、ひたすら瞑想する、あるいはぼーっとするということが、刑務所のようだと思ったからです。できれば、行きたくないと思ったのです。

でも、これは、自由を奪われる苦痛、恐怖であって、死の恐怖とは別だという人もいるでしょう。

喪失体験が、死の恐怖を呼び起こす

死の恐怖といえば、数年前に、網膜剥離で入院した時にも、4人部屋か、6人部屋に1週間ほど居ましたが、全身麻酔をほどこした手術の後は、マスクのようなものつけさせられており、相当の息苦しさで、死ぬときも、こんなに苦しいのかなと思いました。

その後も、眼球に入れたガスが抜けないように、四六時中、うつ伏せで寝ていなければならなっかた上に、ベッドの長さが短くてかなり窮屈だったりして、昼間はともかく、夜は、眠れず、時折、恐怖心におそわれました。

この体験と瞑想合宿の体験からして、私の場合、外界からの情報が遮断されることが、死の恐怖を呼び起こすようです。

暗い部屋が嫌なのは、暗いと見にくいので、情報が取りにくいということだと思います。また、テレビもラジオもついていない状況が不安を加速するのも、情報が入ってこないから。反対に、本を読んだり、インターネットを見たり、何かの書き物をしている時には、そういう不安はない、というか、気をそらしているのかもしれません。

マインドフルネスは、死の恐怖を和らげる?

合宿参加後に、死の恐怖が和らげられたことが確かなので、マインドフルネス瞑想がそういう効果があったと思います。しかも、一回参加すれば、その効果はある程度、継続するかもしれません。

合宿参加者は、合宿終了以後も、朝晩1時間、瞑想をすることが勧めらています。最初の半年間は何とか続けましたが、それ以後は、継続できず、実は、翌年、3泊4日の経験者向け合宿に参加しました。もう一度、習慣化しようと思ったのです。

それでも、また、戻ってしまって、毎朝毎晩1時間というのが難しいです。1日、5分、10分でも良いという気持ちでやってます。

それでも、死に対する恐怖が湧き上がる頻度とか、その大きさという面では、かなり安定しているので、マインドフルネスの効果は継続すると考えています。

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