「ヒトの寿命は55歳説」から考えるセカンドキャリア・人生設計(2)

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プロ野球の元名監督が70歳でお亡くなりになりました。

まだ、若い、これからだったのに、本人もまだやり残したことがあっただろうに。残念、無念。

数年前に、歌舞伎の大物役者が、57歳で亡くなった時は、もっと、その若すぎる死に対して、世間は驚愕し、その死を悼んだことも記憶に新しい。

おそらくこの気持ちは、私たちに、日本人の平均寿命の知識があり、男性は約81歳、女性は、87歳なので、そこから逆算して、60代、あるいは、75歳くらいで亡くなるのは早いということでしょう。

しかしながら、これは、統計の罠(わな)なんじゃないでしょうか?

労働厚生省の「平成28年簡易生命表」を見てみると、70歳の「生存数」は、10万人あたり83,344人ですから、約83%が生存している(=生存率)。反対に、17%が亡くなっていることを意味します。

ちなみに、57歳だと、94%が生存率ですから、亡くなっているのは6%弱となります。

問題は、あなたが、常にその生存している側になるかどうかは、「寿命」ですから、わからないということです。

今、50歳の人は、あと何年生きられるか?

簡易生命表によれば、年齢50歳の人の「平均余命」は、約32.5年となっていますから、82.5歳までと考えますよね。

でも、82歳の生存率は約63%ですから、37%の人は亡くなっています。

あなたが、6割に入るのか、残り4割になるのかは、誰にもわかりません。

ちなみに、65歳(男性)の生存率は89%で、死亡する率は11%、約1割です。

それが、75歳になると、生存率が75%。死亡するのは、25%、4人に1人。

長々と、数字を引用しましたが、つまり、定年後に、健康で働けるのが75歳だと仮定して、15年、10年の余生があると思っていても、突然、そう、突然、事故や病気などで、人生を終えることになる可能性も、(考えようによっては)かなり高いということです。

50歳以後のキャリア、人生設計は、今までとまったく異なる

何度でも、強調したいのですが、セカンドキャリア、特に、50歳前後からのキャリア、人生設計の際には、今まで述べたこと=何年先に人生が突然終わるか、わからない=を心にとめていただきたいと思います。

これまでは、大学(受験)入学、入社、結婚、子供を持つこと、そして、定年と、年齢に応じて、ある程度決まった人生イベントでした。

でも、セカンドステージ(だいたい50歳からの人生)は、ひとりひとり、神様しかわからない「寿命」という時間軸の中で、日々充実した人生を送らないと後々、きっと後悔するでしょう。

ちなみに、49、50歳で亡くなる人の比率は、約3%。しかし、60歳なら約7%、65歳なら11%の人が亡くなってしまうのす。

自分のカラダに留意して生きることは、大切です。

酒、タバコを節制し、暴飲暴食をしないようにして、程度に運動するなどは、健康のために役立つでしょう。

でも、「寿命」は必ず、いつかは尽きるものです。

人生100年時代ですが、ちなみに、100歳の生存率は、約1.6%です。

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