セカンドキャリア/ライフ「コミュニティとつながる」〜サークル活動してみた(2)

お知らせ
コミュニティ

セカンドキャリア/ライフを考えるにあたって、コミュニティとつながることが大切だと述べました。

実は、東京から仙台に移り住むまで、あまりコミュニティについて考えたことはありませんでした。

しかし、大学に学生として戻ってみると、教授、准教授といった先生方は、上司ですし、ポスドクや院生のみなさんは、先輩や同期、学部学生は、新入社員という感じですから、ここは、大学というのは、会社みたいなものでした。

東京と違って、他に知り合い、友人はほとんどいない状況でした。

ですから、トーストマスターズクラブという社会人サークルに入って、毎週のように例会に参加し、その後は、サイゼリアなどのファミリーレストランで夕食を食べながらおしゃべりをするのは、本当に楽しかったし、息抜き時間でした。

そして、クラブに入会して1年も経たないうちに、その魅力にハマってしまいました。

ひとつは、人前でスピーチをして、聞く人を楽しませるという喜びです。もともと雑談をするのは好きだったのですが、人前で話をするのは、苦手でした。でも、クラブでスピーチをするようになると、なるべくみんなのためになりそうな話を、出来るだけ楽しんでもらえるようにスライドを工夫したりするようになりました。

ふたつめは、クラブの例会を毎回楽しく進めることや、例会における役割り分担(司会役、スピーチをする役、スピーチのフィードバックをする役など十数人)をスムースに決めるか、また、メンバー数をどう増やすかなど、クラブの運営に興味を持ったことです。

前者は、自分が仙台という場所にいる、もうひとつの理由を与えてくれました。何故、仙台にいるのか。それは、東北大に学びに来たからですが、それは会社のようなもので、「働く」意味ですが、もうひとつ、生活者として、そのコミュニティの住民として、「生活を楽しむ」意味をもたらしたわけです。

後者は、コミュニティの住民として、その運営に参画する責任と言えるかもしれません。でもそこには、また組織、人と関わる人間関係とコミュニケーションがあり、そういう活動をすること自体がやりがいであり、楽しみになりうるんだと実感しました。

このように、トーストマスターズクラブは、標準的には20名くらいのメンバーがいて、毎年その中から7名が役員として、クラブの運営にあたります。クラブ運営には、管理的は要素もたくさんあり、会社員、あるいは、退職者の皆さんには、その経験を生かす機会がたくさんあるのですが、ここに大きな落とし穴があります。

そして、それは、リーダーシップの取り方が、会社組織と、トーストマスターズクラブのようなボランティア活動では大きくことなるからです。

また、シニアのみなさんが、こういうところにうまく適応できない原因もここにあります。

次回は、この点について、書いてみたいと思います。